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中古マンション相場の最新データ——首都圏の成約㎡単価・件数(2024年)

東日本不動産流通機構(東日本レインズ)が公表する首都圏中古マンションの成約データから、相場の動きをまとめました。買取再販の「出口価格」と「仕入れ値」を読む基礎データです。

本ページは東日本不動産流通機構(東日本レインズ)の公表値(事実)を出典明記のうえ引用し、グラフは当サイトが作成したものです。同機構の図表を転載したものではありません。最新・詳細・他エリアは出典元でご確認ください。

2024年・首都圏中古マンション(東日本レインズ):成約件数37,222件(前年比+3.4%・2年連続増)、成約㎡単価76.88万円(前年比+6.9%・12年連続上昇)、成約価格4,890万円(+6.9%)。平均専有面積63.60㎡、平均築年数24.53年。中古相場は強含みで、再販の出口価格は堅調な一方、仕入れ値も上昇しています。

成約㎡単価の推移(首都圏中古マンション)

2020年の54.9万円から2024年は76.88万円へ。コロナ後に上昇が加速し、12年連続で上昇しています。

出典:東日本不動産流通機構(東日本レインズ)の成約㎡単価(首都圏)。2024年76.88万円は「首都圏不動産流通市場の動向(2024年)」、2020〜2023年は同機構公表の各年実績。

エリア別の成約㎡単価(都県別)

同じ首都圏でも単価は大きく異なります。東京都は突出し、千葉県とは約3倍の差。直近は都心が上昇(前年同期比+11.8%)する一方、神奈川・千葉は弱含みで、エリア間の「構造分化」が進んでいます(2025年4〜6月期)。

出典:東日本不動産流通機構(東日本レインズ)月例 Market Watch(2025年4〜6月期)。前年同期比は東京都+11.8%、神奈川県-3.9%、埼玉県ほぼ横ばい、千葉県-5.2%。

築年帯で㎡単価はどこまで下がるか(築古ディスカウント)

同じ首都圏でも、築年が古くなるほど㎡単価は大きく下がります。下のグラフは東日本レインズが公表する築年帯別㎡単価のうち、公表されている代表3区分を抜き出したもの。築0〜5年と築30年超では㎡単価で約3分の1まで開きます(平均成約価格でも7,808万円→2,445万円)。中間の築6〜25年はこの間をなだらかに下がります。

出典:東日本不動産流通機構(東日本レインズ)「中古マンションの築年帯別状況(首都圏)」表15-①(2024年)。グラフは公表区分のうち築0〜5年・築26〜30年・築31年〜の3区分を抜粋。中間区分は非掲載のため省略。

築古ほど「仕入れ原価」を圧縮できる:築年が進むほど㎡単価が下がるということは、買取再販にとっては仕入れ価格を抑えやすいということ。一方で出口(再販価格)も下がり、旧耐震(1981年5月以前)や住宅ローン審査・管理状態のリスクも増えます。「安く買える」と「売り切れる」を両にらみで見るのが築古再販の要諦です。→ 出口が狭い物件の見極め

中古戸建も流通拡大:首都圏の中古戸建住宅の成約件数は2024年度15,869件(前年比+20.6%)で2年連続の過去最高。平均価格は3,939万円(6年連続上昇)、新規登録も2年連続増加です(東日本レインズ)。マンションだけでなく戸建も、仕入れ・再販の市場が広がっています。

買取再販の仕入れにとって何を意味するか(多角的に)

相場の上昇局面こそ、出口から逆算を。
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